ホストになる為、地元を離れ歌舞伎町へ単身上京。僅か1年で獲得した1000万という華やかしい称号の裏には両親に対する想いがあった。今を取り巻く彼の環境を覗いてみよう。
2020年9月に売り上げ1000万を達成されましたが、そのときのお気持ちを教えてください。
南:「両親から認めてもらえた」と感じました。というのも、ホストになるために徳島から上京したんですが、当初、父にホストになることを反対されていました。親として心配する気持ちは重々承知していましたので、今回1000万の達成を報告できて良かったです。ホストとして箔がつき、安心させられたかなと思います。
9月の1000万達成は狙っていたんでしょうか?
南:はい。自分の中で1000万の壁は高く感じていて、バースデーがあるこの月に絶対に達成したいと考えていました。ただ、途中で計算したときに800万あたりにとどまりそうだったんですが、お客様に達成したいという強い気持ちを伝えて力を貸してもらい、1000万を超えることができました。やはり、1000万を達成するには「売りたい」という根気が大切だと痛感しましたね。達成後は、今まで以上に周りの人たちへの感謝の気持ちを感じるようになりました。
バースデーイベントで印象的な出来事はありますか?
南:実は感極まって泣いてしまいました(笑)。初めての単独イベントで不安や緊張があったこともあり、自分を助けてくれる人が周りにこんなにも大勢いることに感動しちゃって。あとは、当日リシャールを入れていただいたときに、もっと盛り上げようと思ってマイクで「リシャールやぞ!」「もっと盛り上げろー!」みたいな、調子に乗ったマイクパフォーマンスをしていました(笑)。その日は皆さんにとても盛り上げていただきました。
そうだったんですね!南さんにとって「売り上げ1000万」はどういう意味がありましたか?
南:「スタートライン」かな。歌舞伎町のホストでは1000万プレイヤーって何百人もいるので、ようやくスタート地点に立てたような気がしますね。
現在、南さんにライバルはいますか?
南:サンチュ涼介です。同期だからというのもあるんですが、売り上げも僕の中では競っているかなと感じていて。毎月かなり切磋琢磨している印象なのでライバルだと思っています。
南さんにとって、AUBはどんなお店ですか?
南:ホスト同士の仲がとてもよく、働きやすいお店です。新人の子は特に働きやすい環境ではないでしょうか。
今後、AUBでどういう役割を担っていきたいですか?
南:ムードメーカー的な存在でいられたら嬉しいです。もともと僕はいじられキャラなんですが(笑)、下の子たちをいじったりして場を盛り上げることも多いです。お店の雰囲気がどんどん良くなるような働きかけができたらと思います。
最後に、今後の目標を教えてください。
南:今年中には、2000万を売り上げて、その後も自己記録を更新していきたいです。