2017年年間店舗売上No.1のclub AIRは、これまでもスタープレイヤーを数多く輩出。その中で常にナンバー上位を維持し、成長し続ける2人。彼らの関係性から紐解く『強さ』とは…ー。
お互いを認め合って、高め合えるライバル。
乙弥 僕が8ヶ月前にAIRに来たときに、心が真っ先に声を掛けてくれて。
心 話したね~、「顔がタイプ」って。
乙弥 (笑)。だから僕の中では、AIRに馴染めるようにしてくれたきっかけの存在です。
心 僕は2歳年上でAIR歴も長いけど、乙弥くんの方がホスト歴はだいぶ先輩で。なんかよく分からなくて最初の2ヶ月くらいはお互い敬語だったよね。それで、次の月勝ったらタメ語にしようって。
乙弥 言ってたね、それ(笑)。
心 同世代だし、仲良くなりたいからタメ語がいいと思って。でもそうなったのは1月に俺がNo.1獲ったとき。
乙弥 え、嘘でしょ?
心 いや、それまでヘルプの時は敬語だったよ。やっとNo.1獲って、今はもう親友みたいな関係に。
乙弥 お互いに認め合ってね。だから今すごくいい関係ができてるよね。
心 AIRの従業員全員のニックネームを考えたことがあるんですけど、乙弥くんは“国家公務員”。
乙弥 なんで?!(笑)。
心 自分は結構営業中も普段のノリでそのままやってるんですけど、乙弥くんはちゃんとお客様の話聞いたりフォローしたり、着実にホストっていう仕事をしている感じで。
乙弥 確かに、去年は本当必死だった。AIRに移籍して売上上げて、周りの人たちに認められてから役職をもらいたいと思っていたから。
心 お客様もね、乙弥くんが頑張ってるところを見て応援してくれてたのもあったなと思う。すごい、仕事人。
乙弥 嬉しいね。
心 それで実際負けたから、俺も触発されたよね。
乙弥 いや、でも焦りもあったよ。心は闘争心がすごくて、初月から「乙弥くん入ってきたばかりだけど勝負しようよ」とか言ってくるから。
心 負けず嫌いだからね。先に1位獲られて、めっちゃ悔しかったもんなぁ。その時は「まあ乙弥くんは先輩だからな」って、言い聞かせて。
乙弥 あははは(笑)。
心 自分より後にAIRに入って来た子には負けたことがなかったから、すごい悔しくて。けど、乙弥くんはもう3年やってるからな~って。
乙弥 言い聞かせてたんだ(笑)。
心 でもそれのおかげで1月は1位獲れたっていうのもあると思う。早く勝たなきゃって。じゃなきゃもう少し時間が掛かってたかもしれない。
乙弥 なんかお互い切磋琢磨しあえて、めっちゃめちゃいい関係だね。
AIRという店舗の本当の強さを感じた。
心 初めてその目標を聞いたときは、皆ポカーンでしたよ。どんな数字だよって。
乙弥 個人の目標金額を全員合算しても足りなかったよね。しかも皆、ちょっと高く設定したはずなのに。そこで初めて1億っていう大きさに気付いたし、1ヶ月間集中してやらないとって。
心 目標達成が見えたのはドリームナイトの前日だったね。
乙弥 ARTとの合同営業で、店舗として負けたくない、カッコつけてやろうっていうのが皆前面に出てた。そこで1億の可能性を感じたね。
心 普段ライバルなのが、仲間になった時の強さみたいな。AIRの絆の深さを実感したよね。しかもドリームナイトが終わってもまだ月の半分だったから、その後の勢いもあった。
乙弥 それがまたすごいよね。1億いったから終わりじゃなくて、次は2億って意気込みで。やっぱりAIRは最高だなって思った。
乙弥 昨年のドリームナイトで、AIRはもちろんグループにはもっと上の人がいっぱいいるし、今の自分の実力はまだまだだなと思ったんです。だから、自分のホストとしての実力を上げたいです。あと、後輩の売上を上げたいなって。役職もそうだし、ナンバーに入れるようになったり、そういう働きもしていきたいです。
心 俺はドリームナイト出たいですね。昨年は4月からちゃんとホストを始めたので店舗の年間売上も上位に入れなかったし、今年は年末まで全力でやり切って上位に入って、選抜メンバーになりたいなと。
乙弥 1年に1回あのステージに立つということがAIR GROUPのホストにしかない楽しさだし、そこでまた2人で勝負したいよね。
心 そうだね。
乙弥 もう誰も寄せ付けないくらい、あの2人ヤバい!みたいな。そんな感じにしたいね。
心 争いたいね、1位と2位。
乙弥 やりたいね!