Vol.34 ALL BLACK シルバ剣陽『真の“イケメン”。』

Vol.34 ALL BLACK シルバ剣陽『真の“イケメン”。』

歌舞伎町のホストクラブから移籍し、半年で売上1100万を達成。その勢いは留まることなく、瞬く間にナンバー常連へと昇りつめた。なぜ彼は安定して結果を残し続けることができるのか? その秘訣は長いホスト経験の中で培ってきた彼ならではの信念と哲学にあった。

剣陽さんがALL BLACKで売上1100万を達成したのはいつですか?
剣陽:ALL BLACKに入ってちょうど半年経った2018年の12月です。特にイベントがあった訳ではないんですけど、気がついたらって感じでしたね(笑)。

どのくらいのタイミングで1000万を狙えると感じましたか?
剣陽:新しい月が始まってすぐに、移籍して初めてオールコールをすることができたんです。そこから上手く波に乗れましたね。本当にお客様のおかげです。10年分の運をもう使い果たしたかもしれません。だから今年、売れるか心配です(笑)。

そうは言いつつも、2019年も安定してナンバー上位をキープされてますよね。
剣陽:1000万を超えてから普段の売上のアベレージもバンと伸びましたね。本当、真面目に出勤してると良いことばかりです。

剣陽さんにとって1000万はどういった意味を持つ数字なんでしょうか?
剣陽:ホストの楽しさを感じられる数字だと思います。改めてホストという仕事の喜びを思い出しました。長くやっているとマンネリ化しちゃうので。

ホスト歴は何年目ですか?
剣陽:今年で8年目です。今までは自分のことそこそこかっこいいと思っていたんですけど、このお店に入ったらみんなかっこ良くて。自分は凡人だと思っていた中で1100万売れて、まだまだ需要はあるなと思えて嬉しかったです(笑)。

1000万を売る秘訣はありますか?
剣陽:外見も大切ですけど、それ以上に中身を磨くことが僕は重要だと思います。ホストって外見ばかり気にしてしまうじゃないですか。でも真のイケメンって、外見ではなく中身がイケメンな人のことだと思うんですよ。自分にお金を使ってもらうので、常に人として魅力のある男でいるようにしています。

中身のあるイケメンとは具体的に?
剣陽:僕が思うのは、メンタルが安定している人ですね。人間ってやっぱり動物なので、気持ちに波があって当然だと思うんです。だから、本能と理性の帳尻が合わなくなったときでも、当たり前のことが当たり前にできることが大切だと思います。あと、無理して頑張りすぎないこと。頑張って必死になりすぎると自分を見失って病んでしまうことがあるので、「あまり考えこまないようにしよう」くらいの方が案外結果もついてくるし、気持ちも楽になります。そのとき初めてもっと頑張ろうと思えるんですよね。たとえ今売上が下がっても別に死ぬわけじゃないし、今まで頑張って稼いだお金は減るわけじゃない。また作れば良いんです。

凄い考え方ですね! そういった話は後輩の方にもされるんですか?
剣陽:必要に応じてすることもあります。ただ、良いことも厳しいことも結局、相手の心に響くかどうかは、それまで築いた人間関係に掛かっていると思うんですよ。信頼していない人に何を言われても、心には響かないので。だからまずは、毎日ちゃんと後輩たちと信頼関係を築くことを大切にしていますね。

剣陽さんの仰る「中身がイケメン」の意味が分かり始めてきました!
剣陽:そうですか(笑)。人間って最終的に合う合わないだと思っていて。だから人に媚びを売って生きるよりも、ちゃんとした自分を持っていれば、いずれ分かってくれる人は出てくると思うんです。そうやって無理なく理解し合える人たちでハッピーに仕事をしていたら1100万に繋がりました。僕を理解してくれるお客様や同僚、後輩に感謝ですね。でも、周りからはよくマイペースって言われます(笑)。僕は自由にやるほうが好きなんですよね。


KENYO SHIRUBA
ALL BLACK 主任

 

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