Vol.01 蒼月 空 『”達成”、そして次のステージへ。』
昨年、AIR GROUPからまた多くの新しい「1000万プレイヤー」が誕生した。
ホストにとって、ひとつの大きな目標であり、壁。
そこを乗り越えた者だけが見ることのできる景色とは?
空:去年の4月ですね。
バースデーもあったし、この月に1000万行きたいと考えていたんです。
しっかり計画を立てて、ちゃんと実行できれば結果はついてくると思っていました。
でも、バースデーが月の後半だったので、それまでのプレッシャーは大きかったですね。
2日間のイベントだし、不安もありました。
絶対に上手くいく、とは思っていなかったです。
空:バースデーの3日後くらいに分かったんですが、自分が目標にしていたのが1500万だったので、「よっしゃー、行ったー」っていう感覚はなかったですね。
「もっと、もっと」という気持ちでした。
でも、周囲の人たちがみんな褒めてくれました。
初めてナンバーワンを獲得したのもあって、1000万おめでとう、1位おめでとうって。
めちゃくちゃ嬉しかったですね。
空:でかいですね。超えるために大事なことですか?
うーん、何だろう。
お客様と真面目に接すること、面倒だからって投げ出さないこと、あとはきっかけじゃないですか?
僕はバースデーというきっかけがあって、そこで超えてやるっていう気持ちで頑張ってこれたので。
空:時計を買いました。
何か買おうと決めていたわけじゃないんですけど、給料をもらったときに、今までと全然重みが違ったので。そこで改めて「これだけ頑張ったんだ」って実感したのもあって、ちょっとくらいなら使っていいかな、と。
だって、給料袋に入りきらないくらいなんですよ。
手にしたときは、ニヤけが止まりませんでした(笑)。俺、頑張ったなって思いましたね。
空:今ちょうどプレオープンして1週間です(取材は2月上旬)。
今までのALLの箱とも違うので、そこに慣れていたお客様が戸惑ったりしないかという不安もあったんですけど、一緒に働いていたメンバーもいるし、みんな本当にいい子ばかりなので、頑張っていけそうです。
僕の役割は、今までと変わらないですね。
でも、教育という部分については、やることはこれから増えていくと思います。
一人ひとりが、ちゃんと六角形になるようにしていきたいですね。
何かができないけど何かが得意みたいな感じではなくて、こう、何一つ欠けているところがないように、バランス良く。
もちろん、自分の売上も上げていきますよ。
空:実は、まったく計画してないんです。
去年のこの時期には、もう大体決まっていましたけど、今年はこういう風にやろうとか、いくら売りたいとか、ないですね。
正直、疲れちゃうんですよ(笑)。
ちゃんとした準備期間があると、その間に不安要素が大きくなっちゃって。
だから、あまり気負いせずに行こうかなと。
空:余裕? ないですよ(笑)。
やっぱり、一回売っただけで満足しちゃいけない仕事だと思うし、常に走り続けていかないとダメですよね。
もちろん、当時は嬉しかったですよ。
でも、時間がどんどん過ぎて、「まだまだだな」って。
もっと頑張らなきゃいけないっていう気持ちが強くなっています。
周りの人が強いから安心していられないっていうのがありますね。
あと、1000万っていう壁を超えた後のステージみたいなものが見えてきた感じがするかな。
空:…2000万じゃないですか?(笑)。
歌舞伎町には、2000万、3000万と上がいるので、そこに行きたいですね。
それに、去年はグループで年間売上13位だったんで、今年はトップ10入りが目標です。
指名は6位だったので、5位以内ですね!