Vol.07 神童紅蓮 『”大物の可能性”を感じる』
「ついに僕の番ですか!」意気揚々と語る表情は、まさに絶好調な様子。
入店わずかで1000万達成。1年後、1500万への記録更新。
紅蓮の目に映る自分の姿は、常に未来を映し出しているという。
紅蓮:もちろん!
当時AIRには絶対王者がおって、1000万売らないと勝てない人だったから、最低ラインでそこは超えようって思ってました。
ちなみに小計でね(笑)。
紅蓮:気持ち的には、毎日楽にやってましたよ(笑)。
あまり考え過ぎると自分のクオリティがちゃんと出せないから、思い詰めないように。
自分ならいけるっていう自信を持って臨んでました。
月の後半にはホスト人生初のバースデーもあって、すごい刺激的でしたね。
プレッシャーはなかったです。
どこかで感じてたんでしょうけど、それを見せないようにしてたし、自分でも思わないようにしてました。
紅蓮:と、普通は思うでしょ?
でも僕はあえて最後に回して、どこまで気持ちを高めていられるかっていうのを確かめたかったんですよね。
ここで心を保つことができたら、これからもっと成長できるっていう確信を得ることができるんじゃないかなって。
紅蓮:僕、学生時代とか友達ゼロやったから(笑)。
今までの誕生日って、気づけば過ぎてたっていうパターンが多かったんです。
だから、ここまでいろんな人たちから祝ってもらえる日はなかったなっていうのが印象的でしたね。
多くのお客様が足を運んでくれて、従業員も協力してくれて、いわば僕中心の日じゃないですか。
それがすごく感慨深くて、自分の人生の中でも衝撃的でした。
シャンパンタワーも初めてでしたけど、そこからの景色は、その場っていうよりも『その先』が見えましたね。俺、大物になるな、と(笑)。
成功する自分の未来が、タワーの奥に映ってました。
紅蓮:もちろん嬉しかったし、「来たー!」っていう気持ちはありましたけど、ゴールではないし、あくまでそこで満足することなく、ひとつの通過点は過ぎたかなっていう感じでした。
紅蓮:今年は、あえて目標を定めないようにしてました。
去年と同じじゃダメだし、もちろん下がっちゃダメだとは思ってましたけど、数字で決めてしまうと、そこに行きづらい傾向もあるのかなって。
だから、努力の証が素直に数字に出てくれたら満足かなという気持ちでした。
あと、余裕の持ち方も違いましたね。
去年はまだ新人を抜けたばっかりくらいだったから、今回はいろいろ経験をした上でバースデーができて、去年を超えるのは確実だと思ってましたし。
紅蓮:だって、今1000万プレイヤーってそこら中におるでしょ?(笑)。
その価値観っていうのが、特別ではない気がして。
だから今回この連載に出れるのは嬉しいんだけど、次はもっと高い数字で出たいですね。
まずは、エアーグループの歴代記録の3500万を打ち抜きます。
他の誰にもやってほしくないので、僕がやりたい。もう、上げる気満々ですよ。
今、ホスト歴2年半で1500万でしょ。
このペースでいけば月間4000、5000万だって行けるかもしれないですからね。
そこの可能性はめっちゃ感じてます。
紅蓮:グループNO.1を獲るとかは当たり前だと思ってるし、むしろやらなきゃいけないので。
とにかく、歌舞伎町の話題をさらっていきたいですね。
売上だけじゃダメだと思うので、記録にも記憶にも残るように、常に話題を作って、自分の名前を広めていくというのが目標です。