Vol.16 速水カレン 『”本気”の証明。』
歌舞伎町の他店でナンバーワンだったカレン。
移籍後、本店AIRで着実に売上を積み上げるも、マイペースを貫き通した。
そんな彼が初めて〝本気でホスト〟をしたという2017年5月、1000万という記録を打ち立て、「本気になった自分の強さ」を証明した。
カレン:初めてホストを一生懸命やって、その結果が出たので、楽しかったですね。
カレン:ホストを5年やってきた中で、頑張ってなかったってことはないんですけど、周りの皆に比べたら全然できてなかったんです。
僕は学生だったし、それでも十分に貯金もできるくらい稼げていたから、自分らしくのんびりやればいいやって。
ホストって、そこまで自分を追い込んだり、趣味を我慢しないで両立できるのがメリットだと思ってたんですよね。
カレン:そうなんですよ。
特に焦らず、周りが売上上げても〝自分は自分〟みたいな。
悔しいこともあんまりなかったです。
カレン:AIR GROUPに入ったら、皆すごいじゃないですか。
仕事意識が高くて一生懸命ホストやってる人たちがたくさんいる。
そういうのを見てたら、カッコイイなーって思うようになりましたね。
自分も真剣にホストをやったらどのくらいいけるのかな、やってみてもいいんじゃないかなって。
カレン:なんだろう、自分の生活の中心を仕事にしたって感じですかね。
ゲームとか好きだけど、この期間だけは遊ばないって決めたり。
1人ひとりのお客様に対しても、今まで以上に大事に接するようになりました。
カレン:やっぱ俺すげーなーって思いましたね(笑)。
正直、周りからは絶対無理だって言われてたんですよ。
今までの仕事ぶりを見てる人からしたら1000万なんて絶対出てこないし、自分でも目標にはしてたけど、どこまでいけるかは分からなくて、ぶっちゃけメドも立ってなかったですからね。
でもその月はバースデーもあって、出会ったばかりのお客様がイベントに来て協力してくれたりとか、普段では起こり得ないようなことが多かったです。
そういう動きをちゃんとしていたからこそ、起こったんでしょうけど。
あと僕、掛けとか立て替えとかが嫌で、今回もそれ無しで達成できたんで、それはぜひ書いてほしいですね(笑)。
カレン:前のお店でもずっとマイペースにやってたんですけど、それでもナンバーワンが獲れてたんです。
なんか張り合いがなくなってきて、その環境であぐらをかいてるのが嫌になって。
AIRだったら美意識高く持って接客するとか、送りをもらおうとして一生懸命頑張ってももらえないとか、そういう意識の高いお店だし、皆が常にカッコいいじゃないですか。
でもそこのお店では、初回も付かなくてヘアメもしないで送りがもらえるくらいだったんですよね。
カレン:いくつかのグループから声を掛けて頂いて、お話させてもらったんですけど、AIR GROUPの考え方がいいなって思ったのと、会社として一番しっかりしてるところが良かったですね。
あと、AIR GROUPのトップにいる人たちはずば抜けてすごいし、各店の上位にいる人たちも他店ならナンバーワン獲れるくらいなので、そういう強さがあるところに行きたいと思いました。
カレン:後輩に、男としてカッコいいって思われたら嬉しいですよね。
売上については、ぶっちゃけ僕は本人のやる気さえあれば誰でもできると思ってるんです。
だから、考え方とか生き方とか、内面の部分で見せられるようになりたいですね。