Vol.33 ALL BLACK 縁賀 渉『売上を築く“チーム”。』
未成年のときに鞄ひとつで上京し、右も左も分からないままにALL BLACKに入った渉。
心が折れてしまうような逆境にも負けず、未成年で売上1100万という快挙を達成し、店舗を代表するホストとなった。
謙虚且つパワフルな彼の、バイタリティの秘密とは。
渉:昇格祭があり、同時に19歳最後の月だったんです。
だから1000万を狙っていましたね。未成年でいけたらカッコいいなと思って(笑)。
実は、お店には一言も言ってなかったんです。
周りに強い人たちが多いから絶対に上を行かれると思って。
でも結局(桜木)ハルさんが1500万で、僕は2位だったんですけどね(笑)。
渉:かなり頑張りましたね。普段以上にお客様との時間をかけました。
僕、普段12時間寝るんですけど、その月は6時間しか寝ませんでした(笑)。
渉:今や3000万、4000万とか売る人がいる中なので、まだそこまで誇れる数字じゃないのかなと思います。
偉そうな言い方をすると、今の時代は通過点でしかないですよね。
渉:どうなんですかね。
僕としては2000万の方が壁があるように感じますね。
すみません、めっちゃ偉そうで(笑)。
まぁそんな僕も最近1000万を達成できていないので、半年以内にはもう一度行きたいと思っています。
未成年のときに売れたのに、今売れないとか恥ずかしいじゃないですか。
渉:自分で思うことは無いですけどね(笑)。
ただナンバーに入れているのは嬉しいです。
ALL BLACKの№争いは本当に凄いので。
締め日に№5までが平気で入れ替わったりしますから(笑)。
先月もオールコールが4連続であったりとかして、刺激は凄く受けます。
渉:売上って当たり前ですけど、月が変わると0になるじゃないですか。
(桐生)レイラさんとか(桜木)ハルさんとか、有名な人でもそこは一緒で。
スタートは同じだと考えると、負けないように頑張ろう、って思いますね。
渉:そうなんです。
ポジティブすぎてたまに怒られるくらいです(笑)。
渉:お客様としっかり関係性を作るというのは当たり前で、僕がそれと同じくらい大切だと思っているのがお店のスタッフとの関係性なんです。
スタッフと仲が良ければヘルプにも積極的についてくれて、それで売上が上がったりします。
僕の今の数字は僕だけの力というよりも、先輩や後輩に助けられた結果です。
ホストって個人プレイだと思う人も多いかもしれませんが、僕はチームプレイだと思います。
先輩たちときちんと関係を作っていれば、お客様のことを相談したり、売れ方も勉強できます。
19歳で出てきたとき、本当にお金がなさすぎて先輩にご飯を奢って貰って生きてました(笑)。
だからコミュニケーションスキルを命がけで磨きましたね。
渉:言うのは恥ずかしいんですが、年間売上1億を目指したいです。
ただ、現実的に考えると、まずは年間売上7000万かなと思ってます。
売上も月間でドカンといくのではなく、アベレージを意識していきたいですね。
あとは僕、将来子供が8人欲しいんです。
その子供たちがやりたいことを応援できるお金、経験を積んでいけたらと思いますね。
理想ですけどね(笑)。ただ、そういうのができたら楽しいだろうなと思っています。